家探し(1);どこに住みたい?

海外駐在が決まって、いざ赴任してから生活を立ち上げるためには、やらなければならないことがたくさんある。そのなかで最大かつ重要なことの一つに、家探しがある。

前任者の家をそのまま引き継ぐことができれば精神的負担は相当楽だが、その家が古かったりした場合は、その後生活をして行くにつれて、様々な問題が出てくる場合もあるので注意が必要だ。
住んでいる最中に暖房が壊れた、水漏れを起こした等、古くなればなるほどリスクが高まる。その度に大家さんに「英語で」交渉するのも、結構なストレス。何しろこの国は、問題解決まで時間がかかりますから、ストレスの上乗せになる。もちろん英語に自信のある方、あるいはこの手のトラブルを楽しんで対応できる方は問題ない。

ご自分で実際に探した方々によると、
「土曜日の新聞のClassifiedを読んで探す。」とか、「不動産屋に頼む。」とか聞く。最近では、地元新聞社のWeb SiteのClassifiedが充実している。
条件、希望は各家庭でそれぞれ違うので、十分な検討が必要だろう。少しでも納得いかなければ「やめておく」のがポイントです。妥協するとあとで後悔する。
ご家族が後から来られる場合、特に奥様は実際に現物を見ていないし、来られたばっかりの時はまったく余裕など無いので、取り敢えずなんでもよし!だが、生活に慣れてくる、あるいは他を知ると色々なコメントが。。。ご主人には後になって禍根を残さないように、冷静な判断が求められる。

我が家の場合の条件は、
1.家内が車に乗れないので、日常生活(現地校、補習校の送り迎えを含む)でフリーウェイを使わないこと。
2.現地校にESL(English Second Language) Classがあること。
3.現地校に近いこと。
4.できれば一軒家。
5.カルデサックだと更に嬉しい。
だった。
仕事場までの時間は、車でDoor to Door 30分を目安に考えた。

条件1については、最初無視して探しましたが、昨今のシアトルの交通事情を考えると、奥様が車の運転に自信が無い場合、無理をしないほうが無難だと思う。