学校探し(2);基本的なこと

こちらに来て初めて知って驚いたことは、教育課程の区切り方がぜんぜん違う!こと。
日本では全国どこでも(どの地域であっても、公立でも、私立でも)、6-3-3-4制で統一されていると思う。(最近は違うのかな?)ところが、アメリカでは義務教育課程であっても、学区毎(州毎ではなく、むしろ市単位)で小、中、高の分け方が様々だ。従って、我が家の子供は小学生なのに、隣の市の学区に通っている同じ年齢の子は今年から中学生!なんてことが起こる。
小学生のお子さんと赴任され方で帰国時期が日本の5年生あるいは6年生になる方は、現地の小学校卒業してちょうど帰国、あるいは中学校に1年通って帰国、というように対応も分かれることになるので、住まい、学校を探す時に、この辺も考慮に入れておくと良いと思う。

<学年の呼び方>
 5-3-4制の場合
1.小学校:Elementary School
  K(キンダ‐) ; 5歳:Kindergarten;Elementaryに併設(学年には数えない)
  1年(1st Grade); 6歳
  ・
  ・
  5年(5th Grade); 11歳

2.中学校:Middle School
  6年(6th Grade); 12歳:中学1年生とは、あまり言わないようです。

  8年(8th Grade); 14歳

3.高等学校:High School
  9年(9th Grade); 15歳;「Fresh Man」とも言う。
  10年(10th) ; 16歳;「Sophomore]
  11年(11th) ; 17歳;「Junior」
  12年(12th) ; 18歳;「Senior」
小学校Kから、高校の最終学年までが義務教育。
「中学1年生」、「高校2年」のようにはあまり言わないようなので、現地の人と話をしていると「いったいそれはどの学年に相当?」と戸惑うことがある。