肉料理のこと

アメリカではいわゆるステーキを食べる機会が多い。日本からの訪問者も一度は本場の「肉料理!!」を求める人が多い。最近日本でもあるCOSTCO(コスコ、日本名ではコストコでは、どかーんとさすがアメリカと思わせるパッケージで大量に安く売っていて、家庭でBBQ(バーベキュー)で気軽に食べることができる。(旅行者にとってレストランの料理は、一度食べれば納得、満足!、もう十分!!となることが多いけれど。)
日本では狂牛病が心配のようだが、アメリカではほとんど話題にならず、皆もりもり食べている。健康にはやたらとうるさい場合があるのに、この差はどこから来るのか不思議だ。


一口にステーキといっても特に肉牛の部位によって名称が異なり、メニューを前に「これはなんだ?」ということがあるので、ご紹介したい。

1.Short Loin   :Top Loin, Tender Loin等
日本での呼び方 :サーロイン、フィレ
牛の背中の部位で取れる。
日本でのいわゆる「サーロイン・ステーキ」を、アメリカでは「ニューヨーク・ステーキ」と言う。「サーロイン・ステーキ」「ニューヨーク・ステーキ」は、Top Loinという部分を使って焼いたステーキのこと。スーパーの肉のパッケージにTop Loin(NewYork)と書いてあったりする。逆にレストランのメニューでは「ニューヨーク・ステーキ」あるいは「ニューヨーク・スタイル・ステーキ」と書いてあったりする。適度に油が乗っていて、「アメリカのステーキが食べたい!!」日本人には合うと思う。「サーロイン・ステーキ」と言うと別の部位の肉になってしまう。
日本でのフィレはTender Loinと呼ばれ、一頭の牛からほんのわずかしか取れない最高級部位のこと。

2.Sirloin :Top Sirloin Steak, Flat Bone Steak
日本での呼び方 :ランプ
牛の背中から腰の部位、Short Loinの後ろ側。
Top Sirloin Steakと書いてあって喜んで食べたら、ちょと?となるかも。値段が比較的安く、ビーフシチュー、焼肉などステーキ以外にも使われる。

3.Rib :Rib Steak、Rib Eye Steak等
日本での呼び方 :リブロース
牛の肩から後ろにかけて取れる。
Rib Roastを塊でオーブンにかければ、ローストビーフの最高級品、プライムリブが出来上がる。
高級ステーキハウスでは、メニューの解説に「本日のプライムリブ」についての説明を5分くらいしてくれる。(残念ながら、よく理解できない。)



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今日費やした時間;30分

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