小学校への編入(1)

日本から小学生のお子さんを連れて赴任され、現地校へ編入する場合について記したい。
住居が決まると、そのAreaの学校がほぼ自動的に決まる。大家さんや担当してくれた不動産屋さんに聞けば、そのAreaの子供達がどの学校に通っているか、たいてい教えてくれる。

我が家の場合は「最初は」拍子抜けするような感じだった。


教えられた学校に行くと、School Officeがあるからそこで小学校に入りたいことを伝える。
最初に住所を尋ねられ、その学校でよいか確認される。次に、年齢と生年月日を聞かれ、編入学年が決まると、担当の先生を教えてくれる。そして編入のための書類一式が渡され、記入して持って来いと言われて、終わり。
子供と一緒でなくても全然かまわない。また書類がそろっていれば、何時から来てもかまわないとのこと。非常に緊張していたので、ほっと一息。


ところが、家に帰って書類をよーーく読むと、ビックリ。予防接種の種類、摂取していなければならない回数が日本と違う。日本で受けていた記録を事前に英文にしてもらっていたが、それを書き写して、何が足りないのか把握する必要がある。必要とされている注射をしていないと学校には行ってはならないことになっている。(後で知ったが、医者の予約が取ってあればOKとのことだった。)


病院に電話して、予約を取って、予防接種に関する提出書類を確認してもらって、再度学校に出向き、書類を提出、何時何時から通いたい旨連絡。この間ざっと3週間。

家族が来てから時差調整して疲れをとったりした。また、何より子供が何となくこのままではいけないな、学校に行かなければなーー、という雰囲気になるのに時間がかる。3週間ぐらいあって、ちょうど良かったかも知れないと思っている。